私たちは福井の勝手応援団です。
東京若越クラブは、2019年で発足10年を迎えました。主に、東京(首都圏)で活躍する福井県出身者や、かつて福井県内で勤務していたという人たちが集まってできた団体です。
もともとは、私の顔見知りの福井県人が集い、お酒を飲んで談笑する親睦会が原点ですから、堅苦しい会ではありません。ただ、東京県人会や地元の市や町のふるさと会とは異なり、東京から福井へ、情報発信や活性化のお手伝いができたら、との発想で生まれ、「われわれが勝手に福井を応援する」というのがクラブの基本コンセプトです。
最初は50名弱で始まりましたが、現在は約210名に増えております。発足以来、福井県内の若手企業人・リーダーを育成する「考福塾」に講師を派遣したり、福井県が主催する「ふるさと先生」に協力し、県内の小中高校で授業を行うなどの活動を通し、会としての知名度が上がり、存在感も高まっております。
少子高齢化によって、福井に限らず日本の地方は近い将来、消滅してしまう―とすら言われています。ふるさと・福井をそういう状態にはしたくない。地域活性化や文化発展のために、東京からの視点で役立つことがきっとある。We love Fukui. そんな思いで、私たちはこのクラブに集っているのです。
代表幹事 小林 栄三